星の子たちへ

星の子たちは
自分の星の輝きと叡智が詰まった
それぞれの〈星の光の玉〉を携えて
大きくて不思議な光の船に乗りました

その光の船の行き先は
地球

途中、幾つもの星々を経由して
地球へ向かいます



光の船の不思議な光を目印に
たくさんの星の子たちが
意気揚々と乗りこみます



星の子たちは
初めましての挨拶に
それぞれの星のハミングを歌い

それからそれぞれが携えてきた
色とりどりの〈星の光の玉〉を
互いに見せ合って、讃え合って

その星の光を地球で現わすことを
約束し合います


みんなで自分たちの色とりどりの星の光が
地球で一斉に輝く様子を想像して
静かにワクワクとしています




地球へ着くと光の船の船長に
〈星の光の玉〉を預けて船を降りるのです


そしてそれと引き換えに
地球で暮らすために必要な
色のついた色とりどりの玉を貰います

それは〈地球の色の玉〉と呼ばれています




〈地球の色の玉〉のなかには
〈星の光の玉〉のかけらが
ほんの少しだけ入れてあるのです

必ず自分の星の光を思い出せるように





「その時がきたら
 それぞれの〈星の光の玉〉を
 受け取りにくるように! 

 待っています!

 それでは素晴らしい冒険を!」




そう言って船長は
星の子たちを笑顔で地球へ送り出しました






実は〈星の光の玉〉と〈地球の色の玉〉の
両方を一緒に鳴らして響かせると

それぞれの星の輝きと叡智を
地球で現わすことができるようになっているのです

その時がきたら地球のどこかで
船長と再会することになっています

そして〈星の光の玉〉を船長から受け取って
〈地球の色の玉〉と一緒に鳴らして
星の子たちは星の光を放ち始めるのです





充分に星の光を地球で現わしたら
星の子の星の光に呼応した仲間と
手を取り合って光の船に戻ります



手を取り合う仲間は
同じ星の子でも
違う星の子でもかまわない


もちろん地球の子でも
地球も星のひとつだから





「この船は全ての星の子を
 歓迎する光の船です

 ふたつの玉を思う存分シャンシャン
 鳴らしてください

 そして冒険の途中でできた
 たくさんの仲間を引き連れて
 その時になったら
 光の船に戻ってきてください


 必ず迎えにいきます」



星の子たちへ ~船長より

Clarity

あなたの星とつながって自分らしく生きる

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